六年生を送る会2018

広報おやじです! 今日は3月10日に行った、六年生を送る会についてのご報告。早速いきましょう。 六年生はこの時期、超多忙な毎日を過ごしてます。三泊四日のウインタースクール、学校全体での六年生を送る会、PTAによる謝恩会、そして間もなくやってくる卒業式…「一体何度見送られればいいのか!?」 いい加減そんな思いを抱いていてもおかしくない六年生たちですが、おやじたちもやはり、見送らせてほしいのです。子供たちが隠そうともせずに「まだおやじのイベントがあるの?」という顔をしてたとしても、今日だけは気付かぬフリして遊びたい。だってもう、これが三松小で会える最後の日だから。今年は卒業を迎える子を持つおやじが2人と例年より少なめでしたが、万全の準備を整えて快晴の朝を迎えました。

 

この先何度となく言われるであろう「平成最後の」三松小卒業生たち。4月からは新元号最初の中学一年生という、大変メモリアルな世代です。


六送会の午前中は恒例の鍋づくりです。「食べる物は親(大人)が用意してくれる」それが実は当たり前とは限らないことを、おやじたちはここに伝えたい。

班ごとに近隣スーパーのチラシを見ながら、どんな鍋を作るか相談します。大勢での買い物にご理解とご協力、ありがとうございました。


引率おやじとともに買い物を済ませた班から、家庭科室で下準備に取り掛かります。

鍋に入れて食べられるものならOKというルールですが、「あれは食べたくない」「これはムリ」という意見を集約していくと、買える食材は肉ほか数種類に絞られてしまうという毎年の光景。フルーツもOKです。


飯盒でご飯も炊きます。「お米は研ぐもの」と知ってはいても、実際やってみるとそこに新たな学びがあったでしょ?


おやじ鍋の準備も着々と。子供たちは避けてしまいがちなねぎもあるのが大人の証。


切った食材を体育館に運んで準備完了。家庭科室と体育館が近く、移動がラクなのはおやじ的に大変助かります。


毎年、ご飯を食べることにこだわりを見せる男子がいますね。まあ、まずは鍋をたくさん食べようぜ。


今年は豚肉と白菜のミルフィーユ鍋が3班ぐらいあり、謎の大流行でした。


このブログからは伝わりにくいかもしれませんが、おやじのイベントは意外と厳密なスケジュールを立てて運営しています。イベント当日は朝から時計を気にしながら過ごすのですが、この六送会だけは例外。全体的に緩やかな空気の中、鍋が仕上がってきました!

六年生なので基本的にはお任せで大丈夫なのも、いつものおやじイベントと少し違うところ。


おやじ鍋は昨年の反省を踏まえ、万全の構え。もちろん美味しかったですよ!


六年生の担任の先生方、副校長先生にもお声掛けし、和やかな昼食でした。


後片付けも滞りなく済ませて、午後は「三松人生ゲーム」のスタート! 体育館に簡単なすごろくを作り、止まったマスごとに決められたお題を子供たちにクリアしてもらおうというゲームでした。少し複雑なルールでも六年生なので理解が早く、またおやじたちに気を使う気持ちも多少はあるのか、基本的には前向きな姿勢で「企画に合わせよう」としてくれます。ありがとう。

三松小で過ごした6年間を振り返る、様々なジャンルのお題を用意しました!


おやじたちはサイコロを振るときについ「なにがでるかな~♪」などと口ずさんでしまいがちですが、子供たちには全く伝わりません。


例えば「1年生の頃に流行った歌」というお題。班の全員を舞台に呼んで、何でもいいのでとにかく何かできれば判定は◯! ポイント獲得となります。


◯年の運動会で踊ったあの曲、◯年生の頃に流行ったあの歌などなど。そのワンフレーズが流れる間にとにかく「何かすればいいだけ」なら簡単? ところが。


人前で「何かする」のが、サラッとできる人とそうでない人がいます。広報おやじも、こんな役割をいただいておきながら人前で喋るのはなるべく避けたいと考える1人。年齢なりの経験を積んだ大人でさえこの有り様ですから、「人前で何かするのが苦手」な子供は、こういう場面で容易く詰みの状態に。

班のメンバーが全員揃って「苦手」な子だと、お題を選ぶだけでも右往左往。


「エルサを演じられたら正解」 難易度高めのお題でも、できる子が1人いればクリアは可能。仲間ってすばらしい。


お題は『ヤングマン』 ノリでクリア可能な、難易度の低いお題を引き当てる運も実力のうち?


三松っ子全員が通る道『南中ソーラン』 これも引きのいい例で、子供たちにとっては比較的最近全員でやってるので照れの度合いが低く、クリアしやすいお題ですね。


子供の姿を見かねたおやじがヘルプに入ったりも。これをサッと「できる」ことが大人が大人である所以。判定? もちろん◯ですとも!


序盤は尻込みして舞台に上がるのも拒否してた班が、後半の大きな得点チャンスでは見事に立ち直ってお題をクリアするなど、ほんの些細な遊びの中にも成長を見せてくれるひとときでした。ただ、この先の人生にはこの程度じゃ済まない重圧のかかる場面が山ほどあることだけは、心に留めておいてほしい。 ゲーム終了後は校庭に出て、記念撮影とおやじVS子供の勝負!

今年初めてこの並びで撮影してみましたが、想像以上のいい出来栄え。カメラのフレームにちょうど収まる人数でした。


校庭での遊びその1「逃走中」。隠れ場所のない鬼ごっこは、おやじと子供が超短距離で競い合う瞬発力対決となり、おやじたちが続々と悲鳴を上げる残念な事態に。

なぜ準備運動なしで始めてしまったのか。


校庭での遊びその2「全員対抗ドッジボール」。逃走中が(体力的に)続行不可能になったため急遽始めたんですけど、もう毎年これでいいんじゃないかと。

この写真で見る限りおやじが圧倒的に有利そうですが、ほぼ毎日のようにドッジボールがある日常を過ごす現役の子供たちが相手であり、至って適正なハンデです。ちなみにおやじの勝利。


再び体育館に戻り、お菓子&ジュースを瞬殺するついでに思い出シートを記入してもらいました。

書いた内容を周囲に見られたくないがために、時間ギリギリまで何も書いてくれないのも六送会あるある。特に女子ー!


当日の朝、個別で撮影した写真を貼って思い出シート完成。誰からも聞かれてませんけどこのシートは今年も広報おやじが作りました。


六送会に参加したみんなが片手間に書いた歴代の思い出シートは、おやじの会OB会が毎年3月末に開催している「二十歳を祝う会」まで保存してあります。8年後なんて遠すぎる未来? 今はそう思うだろうけど意外と、みんなが思ってるよりも結構早いんだよ。

この日のことをずっと覚えててくれるとしたら嬉しいけど、忘れてしまうくらい数多く、いろんな経験を積み重ねて健やかに育ってくれるなら、そのほうが更に嬉しい。


それから前回お伝えした河津桜ですけど、少しだけですがしっかりと花をつけてました!

この子たちが二十歳を迎える頃には、また満開の姿を見せてくれるでしょう!


今回で本年度の、つまり平成最後のおやじの会の行事もすべて終了となりました。学校の先生方、保護者の方々、町会をはじめとして地域のみなさま、いつもおやじの会の活動に多大なご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。また、いつ更新するのかもわからないこのブログを読みにきてくださる方々にもお礼申し上げます。 4月からは新元号で始まる新年度! ということで、おやじの会も身体能力の衰えは隠せませんが、心は新たな気持ちで、楽しいイベントを考えて子供たちと遊んでいきたいと思ってます。来月は入学式が終わったころに1回目の更新ができるといいな! と願いつつ、今日のところはこのへんで。