令和元年宿泊会前夜

こんにちは広報おやじです!
おやじんぴっく、納涼お楽しみ会と重要イベントを更新して遅れを取り戻しつつあるので、今回は早速気を抜いて宿泊会の前におやじたちが何をしていたかについて少し書きます。
ご存知の通り、宿泊会はおやじの会最大のイベント。例年、夏休み前後には本格的な準備に取り掛かっています。さらに今年は11月におやじの会20周年記念式典が控えていたため、実行委員たちはそれぞれ準備に追われる日々でした。…かといってブログの更新をサボってて良いわけじゃないんだよ?

さて、宿泊会では6年生だけ校庭にテントを張って寝られる特権があり、それはこのイベントのウリのひとつなんですが、校舎と校庭が新しくなって以来、実はまだテントを張ったことがありません。つまりテント張りを経験しているおやじも減ってるわけで、これは宿泊会の存続に関わるピンチ! 6年の子を持つおやじを中心に、学校に集まって練習することになりました。

テントに詳しいおやじの指導を受けつつ組み立てていきます。


完成。大人が2~3人いればそれほど難しくないんですが、本番はこれを合計16張、ほとんど未経験の6年生と一緒に作るわけでどれくらい時間がかかるか読めません。


新しい校庭は土がかなり固く、テントを固定するためのペグを刺すのにも苦戦。当日は大きめのハンマーを用意し、おやじが全力で打ち込むことに。

この、テントを張る時間というのは宿泊会の「魔の時間」と呼ばれていて、一応30分を予定しているけど、順調に進まないと後の予定が詰まってしまうだけでなく、関係のない5年生以下の子供たちはこの間ヒマを持て余す、という恐怖の時間帯。毎年、知恵を絞って乗り切っていますが、ここ数年はテントも室内だったためさほど時間がかからず済んでました。今年、天気に恵まれて校庭にテントとなると、これを完成させないことには先の予定へ進めません。夕食が遅れ、校内探検が遅れ、就寝も遅れ…という負の連鎖が待っています。
この日は暑さのあまりヤケになって「いっそ去年みたいに雨が降っちゃえば校庭に張らなくて済むから時間かからないしラクでいいよねガハハハ!」などと宿泊会の醍醐味を台無しにするバカ話も飛び出しつつ、全体的には真面目にテントの備品に不足がないかなどをチェックしました。

長年使っているためもしかしたらニオイが気になるんじゃないか、という指摘があり、すべて干しました。おやじにしては繊細な心配り。


こちらは夜の照明をチェック中。2階テラスから照らすと(※)かなり眩しかったので、本番ではもう少し高い位置へ移動しました。 ※ダジャレです

宿泊会本番が迫る一方で、20周年式典に向けた準備も進めていきます。
20周年式典があるということは、当然10周年記念式典があったということ。今を去ること10年前、おやじの会はグリーンパレスで設立10周年記念式典を開催していました。その際、記念品として制作されたのがこちら。

おやじらしからぬ可愛らしさ。


2009年、10周年記念祝賀会の様子。

当時から今まで現役のおやじが在籍している一方、若いおやじの中には我が子どころか結婚もしていなかった者がいるくらい昔の出来事。おやじの会にも世代間の溝が広がりつつあり…などと言っても始まりません。
20周年に向けてなにか記念品があったほうがいいという話の矢先、おやじ装備3点セットのひとつであるおやじキャップ(帽子)の在庫が切れつつあることが判明。そこで近年、着用率が低下している帽子は追加発注を一度ストップし、タオルを作ってはどうかという意見が浮上してきました。「イベントでも役に立ちそうだしいいんじゃない?」ということで、20周年の記念品としてタオルを作ることが決定。

タオル制作を任された、というか立候補したのは広報おやじこと私。まずは5つのデザイン案を作り、おやじたちに投票してもらうことにしました。

色を1色使うごとにお値段が加算されていくので、あえて2色のパターンなども考えてみたものの、圧倒的な支持を集めたのは上から2番目。正直ほかのデザインのほうが手間暇かかってるんですけど、シンプルな方がウケがいいんですかね。その後、タオル業者さんとのやりとりで微調整していき、9月末には広報おやじ自宅にタオルが到着しました。

壮観です。1枚おまけをつけてくれたので、記念に広報おやじがいただきました。現在2枚持ってます。


ダンボール2箱分のタオルが自宅に届くなんて経験ができるとは。スーパーの福引を2、3回当てたぐらいじゃこんなに貰えませんからね。

20周年式典のある11月までに完成していればよかったんですが、「せっかく作るからには宿泊会で使いたい!」という個人的な野望のため少し進行を早めました。実際、このタオルを使える日っておやじ3大イベント(おやじんぴっく、学校宿泊会、おやじランド)のほかには納涼お楽しみ会と六年生を送る会ぐらいで、それでも5回程度です。年間通じて一番のイベントの宿泊会で使えないなんてもったいない! という思いが詰まったタオル、大変仕上がり良くおやじたちにも好評で一安心。よっしゃ! というような日々を過ごしつつ、宿泊会を迎えます。